店内のオーディオについて

今回はsukimaのオーディオ環境について紹介します。

私イーノはお店に行くとついついどこのスピーカーやアンプを使っているのかチェックしてしまう厭らしいタチなんですが、己のオーディオはどうなんじゃい、ということで晒してみようと思います。

ピュアオーディオの世界ってもう上には上がいてマニアに言わせれば3桁台なんて序の口みたいな感じなんですけど、sukima1Fの小空間、音量もそこまで大きくは出せない、そしてとてつもなく限られた予算の中で、まあここが限界!というラインで選びました。

ということでまずはスピーカー。

sukimaの狭い空間では大きなスピーカーを配置するのは不可能、ブックシェルフ型しか選べないんですね。そこで選んだのがTechnicsのSB-M01です。

Technicsといえばイメージするのはターンテーブルですが、スピーカーも出してるんですね。このスピーカーとは長野・松本のとある旅館で出会ったんですが、小振りながらに非常に豊かな低音を出すのに驚きました。中高域もちゃんと伸びがあります。

sukimaではお客さんの座る位置とスピーカーの位置がまあまあ近いので近距離での聴感も選ぶポイントなんですが、SB-M01ちゃんの場合ボリュームを絞っても音場が狭まりにくかったのも決め手ですね。音源にもよりますがカウンターの中央に座ると音が正面やや上から手前に向かって広がってくる感じがします。

カウンター中央席がベスト!

クラシカルな雰囲気のワインレッドカラー、インシュレーター付きの小振りボディと、デザインもGoodです。会話を邪魔をしないよう位置は高めに設置。スピーカースタンドは不器用ながらに自作しました。

次はアンプです。

きわっきわ…

これまたサイズ問題にぶち当たるわけですが、真空管の音が好きな自分としてはどうしても譲れないところがあり、結果選んだのはTriodeのTRV-35SER。

真空管といえばラックスやマッキンが主流だとは思いますが、予算以前にまずどれもデカくて置けない。スピーカーのスペックも考慮してTriodeの真空管アンプに注目しました。

Triodeは日本のアンプメーカー。高価格でオーディオマニアのためのものになっていた真空管アンプをリーズナブルに提供しています。あまりに素晴らしい山崎代表のメッセージ。まさに私のような者のためにある会社です。

TRV-35SERはEL34真空管4発による高域の伸びが売りで、本当に綺麗で滑らかな高音を出してくれます。実はsukimaでは当初TEACのアンプを使ってたんですが、このスペックのスピーカーでも違いは歴然。ノラ・ジョーンズの裏声なんかチビるほど綺麗に聴こえます。正直スピーカーのスペックに対して持て余す感じもありますが、Triode社の理念に従い、多くの方に少しでも良い音をと思い1Fで使用することにしました。

さて、次はプレーヤーです。

盤はMark Mcguire

アナログはRegaのPlanar 1、デジタルはSonyのHAP-S1を使っています。

アンプに予算をかけたせいでプレーヤーにはそこまでコストをかけられなかったので、とにかくコスパ重視。そんな中でもPlanar 1は5万円以下クラスではこれ以上ないくらいの音質パーツのこだわりが見えたので決めました。完全手動なので操作性はだめだめですが、手間がかかる子ほどかわいいということで。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインもいい感じです。

HAP-S1は昼間の仕事関係で関わったのがきっかけなのですが、もうほんとそろそろ名機認定してほしいくらいの超優秀なハードディスクオーディオプレーヤー。ハイレゾ対応、ストリーミング対応はもちろん、CDのリッピングもFLAC/WAVでできちゃいます。スマホアプリからほぼ全ての操作が可能でファイル転送ができるのも素晴らしい。HDDは内蔵500GBで増設もできます。ただし内蔵アンプはクソなので外部アンプ接続は必須です。

ということで、限られた条件ながらも一応こだわった音響のsukima 1F、お越しの際は流れる音楽にぜひ身を任せてみてください。良い音楽はスピーカーで体全体で聴きたいもんです。もちろんリクエストも可能です。

この記事を書いた人

eno

sukimaの発起人。